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美容にいい上手なアロマバスの入り方

美容のためにアロマバスを楽しむときは、「入浴による物理的な影響」が存在することに配慮が必要です。精油の中には、入浴による影響と重複するものや、温度や水深などの設定によっては刺激が増すものがあります。
例えば、全身浴によって体内の循環が良くなっているときには、「循環を良くする」のと同じ作用を持つ精油を選ぶ必要はありません。また、入浴の温熱効果によって温まった体は、普段より刺激を感じやすい状態です。湯温が高いほど、皮膚を保護している皮脂膜も流されてしまいます。そのため、特に高温の場合には、普段トラブルを起こしたことのない精油に対して、ピリピリと刺激を感じやすくなるのです。これを防ぐために、お風呂で用いる精油は、できるだけ刺激が少ない種類を選ぶことが大切になってきます。また、入浴中は、湯温が高いほど・湯の深さが深いほど・入浴時間が長いほど、体への刺激が増すものです。その刺激の量に応じて、お風呂では精油はできるだけ低濃度で用いることが大切なポイントとなります。普段なら、「物足りない」と感じるくらいの薄さを目安にするとよいでしょう。
美容のためにアロマバスを行い、湯船では刺激を感じやすくなることを知らずに、「ピリピリして不快」「肌トラブルが起きた」というケースも多くなっています。美容トラブルを防ぐためにも、精油の種類や濃度のほか、湯温・水深・入浴時間などの入浴条件を、必ずチェックすることが大切です。